訪問日時:2011年4月27日午後3時頃
さてさて世界遺産シリーズ。
ブルゴーニュからフランシュ・コンテへと入りまして、フランスで最も美しい村のひとつ「Pesmes(ペスム)」の次に訪れたのがこのアル=ケ=スナンでした。
途中ブルゴーニュの中心都市ディジョンとフランシュ・コンテの中心都市ブザンソンのおよそ中間にあるドールという素敵なまちを通過してきたのですが、街を通過する際案の定迷ってしまい、かつ予測していたよりもくねくねした道をいくことになってしまい、到着が予想よりも1時間ほど遅くなってしまいました。
ちょっと天候も不安定な様子。
駐車場は正門の正面にありました。駐車に苦労することはまずないでしょう。
さてさて、アル=ケ=スナンの王立製塩所は既にタイトルでもご紹介の通り世界遺産に登録されております。Wikipediaなどによりますと非常に計画的に作られた製塩所のようでして、確かにその美しい対称な設計には目をみはるものがあります。
航空写真をみれば確かにその対称な構造がわかりますよね。
製塩所なのになんだかおしゃれな感じなのはさすがフランス。
しかも計画されたのが18世紀とのことなので、中世というよりは近代的な雰囲気を感じさせる建物だと思います。
フランシュ・コンテ地方には地下に岩塩の鉱脈があるために、この地に製塩所ができたようです。
ちなみに建物の内部は塩に関する博物館になっていました。ただし撮影は禁止とのこと。
フランス語での解説だけでなく英語のものもありましたので、なんとなく当時の製塩の様子を理解することができました。ちょっとした展示しかなかったものの、それなりに面白かったです。
ブザンソンからそう遠くないとはいえ、それほど行きやすいところではありませんが、フランシュ・コンテをゆっくり旅できるのであれば訪れる価値は十分あるかと思います。