Macユーザーは増えてる? -アクセス解析からいろいろわかること No.1-

前々からアクセス解析について書いてみたいと思っていました。当ブログはいうまでもなく、ただ私の個人的な日記をグダグダと綴っているだけのものです。

というわけでこれで生計立てているわけでもないので、アクセス解析などはあまり意味はないような気がしますが、実はネット業界の動向やビジネス全体の流れなどいろいろと勉強になるのでは思っております。

ということでようやく重い腰を上げて始めた本シリーズ、今後数回に分けて書いていきたいと考えています。

Google Analyticsを利用、分析データはiPhoneアプリから取得

まず書き始める前に簡単に使っているツールのご紹介。

使っているのは、「Google Analytics」、これはアクセス解析では定番といえるものでしょう。

そしてその分析データやレポートを見るのに利用しているのが、以前当ブログでもご紹介した「Analytics Pro」です。(ご参考:iPhone App: Analytics Proがとっても使いやすい

非常に見やすいインターフェース、そしてレポート出力機能も充実。

PCで使うよりも便利だと思っています。

「OSとBrowser」の分析からわかること

さて、本題に入りましょう。初回は「OSとBrowser」の分析からわかることを書いてみます。「OSとBrowser」の分析とは、当ブログをアクセスした人が利用しているOSとブラウザの統計をとったものです。

結論を申し上げますと、

直近においては「WIndowsからMacへの流れ」というものが高々月10,000いくかどうかのページビューである当blogからでも垣間見ることができた

ということです。

まずOSの分析を見てみましょう。今年の1月から本日までのOS別アクセス数の分布を見てみますと次のようになります。

ご覧のとおり、4分の3近くがWindowsからのアクセスとなっていることがわかります。(正確には全体の72,8%)

ところが、同じ分析を今度は直近1ヶ月で行うとこのようになります。

WIndowsからのアクセスが6割程度(正確には61.8%)まで落ちています。そしてMacからアクセスが増えていることもこのグラフから一目瞭然です。iPadからのアクセス数増加も確認することができますね。

続けて、Browserのアクセス分析を見てみましょう。OSと同じくまず今年に入ってからのアクセス数分布を見てみます。

5割弱がInternet Explorerからのアクセスであることがわかります。この時点でChromeが2番目であるということにも着目しておきましょう。

これが直近1ヶ月だとこのようになります。

Internet Explorerが3割台まで減少、そしてSafariがChromeを抜いて2番目にアクセス数の多いBrowserとなっていることがわかります。

IEのシェア低下そしてSafariのシェア上昇、Safariはご存知のようにAppleの開発しているBrowserですから、このBrowser分析からもMacへの移行が進んでいることが確認できますね。

以上、OSおよびBrowserからのアクセス分析から、当blogのアクセス数解析という狭いターゲットでの分析ながら、WindowsからMacへ移行したユーザーが増えてきたと考えられます。

本当にMacユーザーは増えていると結論づけていいのか

ところで、これだけの分析で本当にMacユーザーが増えたと結論づけて良いのでしょうか。

答えはNo、これだけの情報では不十分だと考えています。

なぜならば、例えば、僕の知り合い、以前からこのブログを読んでくださっているリピーターさんの多くがたまたまがMacに移行しただけかもしれませんし…。

しかし、それでもなお僕はMacユーザーからのアクセス数が増えている=Macユーザーが増えていると考えています。

もちろんそれにはきちんとした理由があります。

その理由を理解するには、Google Analyticsにおいてまた違ったデータを分析する必要がありますが、こちらについてはまた次回以降にお話ししたいと思います。(続く)

プロフィール

都内の会社に務める傍ら、休暇を利用して旅行をしたり音楽活動をしているビジネスマン。趣味は、旅行、音楽など。旅行はヨーロッパが中心、現地でレンタカーを借りて旅することにはまっています。フランスの最も美しい村全156箇所を完全制覇!音楽はクラシックが中心。ヴァイオリンの演奏もします。最近は健康のためにランニングを開始。マラソンも。Marathon du Médoc 2014含む数回のフルマラソンを完走しています。