脱シチリア、再びイタリア半島、「つま先」をすすむ 2014年5月 イタリアの最も美しい村巡り 現地レポート No.13

現地時間:2014年5月5日

シチリア滞在はこの日まで。パレルモを朝8時に出発、2つほど見逃していた美しい村を見た後、メッシーナからふたたびフェリーに乗りイタリア半島へと戻ります。

1つめの村、「Brolo」はもうコメントしようがないどうしようもない村。見た目も美しくない、写真を撮るポイントも皆無。なぜこういう村を選んだのかが疑問に残ります。村自体もやる気がなさそうですし、認定外したほうがよいと思います。

一方、2つめの村「Montalbano Elicona」はきちんと整えられた素敵な村でした。

それでも普通ですが…。

実はここへ辿り着く途中、ちょっとしたトラブルが。Googleマップナビのガイドが相変わらずひどい道しか紹介しないんです。なんとその道、途中で道路が崩壊していて通行止めになっていました。

あまりの恐怖と動揺に写真すら撮る余裕のないくらいの崩壊っぷり。片道一車線、舗装状態はよくない、挙句の果てに命に関わるようなくらいの狭い崖道…。そして崩壊。

幸いにも小さなスペースがあったため、Uターンすることができ、別ルートを紙の地図で検索して訪れることができた村でした。

それでもフランスの美しい村と比較すると「地味で単調」、もっともこれはイタリアの美しい村全体に言えるような気がします。

2つの村観光を終え、メッシーナのフェリーのりばに到着したのは午後2時前。行き同様無事にチケットを購入でき、いざフェリーへ。行きのときよりも小ぶりのフェリー。

イタリア半島上陸後は、ブーツの「つま先」を

ちょうどつま先あたりの光景がこちら。

そして再上陸後に向かったのはこの日3つめの美しい村Bova。

しかしここもまたトラブルが。ここは標高が高い、そして直前まで大雨が降っていたせいなのか、向かう途中の道から信じられないくらいの濃霧。2m先からは全く見えないほど。

とりあえず村まで向かってみましたが、もはや観光できる状態ではありませんでした。さらには全くと言っていいほど駐車場がない状態。

美しい村観光史上2回目の写真撮影不可能な村となってしまいました。

それでも一応訪問記録は残したいということで、foursquareのチェックインはしておきました。

フランスに比べるとはずれ率も高い。ここまで苛酷な思いをして訪れる価値があるのか、そんなことを考えながらも次の村を目指してドライブ。

そして夕方ごろに次の村Gerace辿り着きました。ここは確かにきれい…。

だめなところも多いけどこういう村もあるんだなあと。美しかったのはいいけれど内心複雑な思い。

さあ、困難はまだまだ続きます。本日のホテル。この「つま先」あたり、実はめぼしい観光名所がほとんどない。そして車から景色をみてもホテルらしいホテルが見当たらないんです。

少しでも効率よく村巡りできるように明日訪れる予定の最初の村付近に、かろうじてBooking.comにてB&Bを見つけ、そこを目指してドライブ。ところが、Booking.com掲載の住所に到着したはいいものの、そこには全く違った名前のB&Bが。

ホテルの人はイタリア語しか通じず、さらにbooking.comって何?という状態。もう夜の8時、天気は回復していたけれどもあたりはすっかり暗くなっており、この中で周辺を彷徨うのもリスクだとおもい、予約内容とは異なるこの小さなB&Bに一泊することにしました。

言葉は通じなくても、お店の人はみな親切、さらに幸いな事にホテルはB&Bですが、レストランも同時に経営していたので、食事もここでいただくことができました。

訪れてがっかりした村、険しい道のなか頑張って訪れたはいいものの濃霧にて観光できなかった村、一時気持ちが折れそうになるものの、最後は親切な人々とおいしい食事に癒やされた、そんな思い出深い一日となりました。

(続く)

プロフィール

都内の会社に務める傍ら、休暇を利用して旅行をしたり音楽活動をしているビジネスマン。趣味は、旅行、音楽など。旅行はヨーロッパが中心、現地でレンタカーを借りて旅することにはまっています。フランスの最も美しい村全156箇所を完全制覇!音楽はクラシックが中心。ヴァイオリンの演奏もします。最近は健康のためにランニングを開始。マラソンも。Marathon du Médoc 2014含む数回のフルマラソンを完走しています。