訪問日時:2019年10月14日、午後2時頃
ポー川を南に渡りロンバルディア州からエミリア・ロマーニャ州へ戻ってきました。直前に訪れたポンポネスコからは30分程度の距離にあるグアルティエリはご覧のような中央広場のあるとても美しい街です。
このコムーネはイタリアの最も美しい村に加入している、選ばれているわけですが人口は6000人ほどいるようです。フランスの最も美しい村は最大人口2000人までという縛りがあるので、フランスの村と比べると規模が大きいところが多いのがイタリアの最も美しい村の特徴でしょうか。
この中央広場、ベンティヴォリオ広場と言います。ルネサンス期にフェラーラの建築家ジョヴァンバッティスタ・アレオッティによって設計されました。 ベンティヴォリオ広場に面する教会、こちらには入ることができました。
同じく広場にあるベンティヴォリオ侯爵家の邸宅である巨大なベンティヴォリオ宮殿、こちらは現在美術館になっており、ガイド付きで見学することができるのですが、残念ながら我々が訪れたときは開いていませんでした。おそらく訪問したときが月曜日だったからと思います。
時計台のアーチをくぐり少し広場を離れます。
100mちょっと行ったところにも古い教会がありました。
実はさらに奥、街の外側に向かうともっと古いと思われる10世紀くらい?の大きな教会があったのですが、長年放置されているようで痛みが激しく中には入ることができませんでした。鳩の巨大な巣となっていました。修復されるのかは全くわかりません。
月曜日以外に訪問すればもう少し活気ある側面が見られたかもしれません。しかし、ルネサンス期にデザインされた広大で美しいベンティヴォリオ広場を見るだけでも大いに価値のある村だったといえるでしょう。