Civita de Bagnoregio(チヴィタ・デ・バーニョレッジョ)-★★★★★:イタリアの最も美しい村巡り No.1

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訪問日時:2019年4月27日、午後1時頃

いつのまにやら私のライフワークとなっている「世界の最も美しい村巡り」、イタリア編となります。フランスやスペインなどの連載は行なっていますがイタリアは行なっていませんでした。しかしイタリアの美しい村訪問は初めてではありません。

2014年の南イタリア旅行で20箇所近く訪問しています。にもかかわらずシリーズ化をしていないのは、南イタリアへ行った当時、もちろん例外もありましたが、あまりにもこのイタリアの最も美しい村がフランスやスペインと比べて、無駄に規模が大きく、大変残念な村が多かったことに幻滅したからです。それ以来、イタリアの美しい村巡りはあえて敬遠していました。

しかしあれから5年が経ち当時のわだかまりも和らいできたこと、そして今回のエリアはトスカーナとウンブリア、南側に比べると比較的落ち着いて中世を感じさせる佇まいの村も多いエリアでもあることから、およそ5年ぶりにイタリアの最も美しい村めぐりを再開することにしました。

さて、今回の旅における美しい村第一弾は、「Civita de Bagnoregio(チヴィタ・デ・バーニョレッジョ)」です。この村、ローマから十分に日帰りで行けることもあり、非常に人気のある、有名な村です。もしかするとイタリアの最も美しい村の中で一番の人気かもしれません。確かバスで行けるはずです。

我々はもちろんクルマで。訪問した日は土曜日ということもあり、驚くほど多くの人でごった返していました。といってもこの村はクルマで近づくことができません。車両は、この村のコミューンにも属するBagnoregio(バーニョレッジョ)という街に停めて、そこから20分ほど歩くことになります。駐車場はさすが有名観光地ということで、路上も含めていくつかありました。しかしスペースを見つけるのは苦労しました。

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ちなみにBagnoregio(バーニョレッジョ)というのは「王様のお風呂」という意味なのだそうです。村の歴史は古く、古文書では599年にはじめて町の名前が登場しているということです。 そのバーニョレッジョという街に入り、そこから美しい村に指定されているCivita(チヴィタ)へと向かいます。方向がわかりづらいですが、この街を訪れる人達の目的は皆同じ、チヴィタ観光ですから、人の流れについていけばまず間違いなく村の入口にたどり着くことができるでしょう。

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もちろんこのバーニョレッジョの街自体もこじんまりとしていて、露天や飲食店も多く、普通に観光地としてとてもおもしろいところです。

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さて、バーニョレッジョの繁華街をくぐり抜けると、一気に広くくり抜かれた大きな谷間が目の前に現れます。ここではじめて観光客はまるで宙に浮かんでいるかのようなチヴィタの街を目にすることができます。この光景は非常に感動的でした。

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チヴィタの中へと向かうには一旦バーニョレッジョの街から谷を下る必要があります。しかし一番下まで行くわけではなく、チヴィタへと向かう橋の入り口まで下ればよいです。チヴィタは本当に陸の孤島ですので、ここへと向かう橋は、こちらのバーニョレッジョの街からアクセスできるここしかありません。しかしこの橋の入り口で5ユーロ取られます。行ってみれば村へ入るための料金です。

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お金を払い、橋を渡りますがまあすごい人です。

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このあたりで「ちっ、物静かでだれもいない美しい村とは対照的で期待できるものなのかね…」と半信半疑になりましたが、村の入口あたりで急になる橋を一気に駆け上がり、入り口の門をくぐった瞬間にその疑念は一気に晴れました。

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外からの景色はヨーロッパ各国の美しい村の中でもトップクラスであることは間違いないですが、中の雰囲気、建物の美しさもトップクラスでした。

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陸の孤島になっているエリアはとても小さい、いやまさに美しい村サイズと言えます。確かに人は多かったし、露天やレストラン、カフェも多かったですが、過度に俗っぽくもなく、いい感じで風情があったと思います。

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なお村の中央の協会「サン・ドナート教会」の塔ですが、2016年10月大地震で大きな被害を受けてしまったそうです。応急処置により姿かたちは維持できていますが、いずれにしても修理費用100.000ユーロかかるそうです。ぜひご協力を、ということでわずかながらの寄付をいたしました。

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村の中にはいくつかの宿泊施設もあるので、中で泊まることができます。とはいえ、このひとの多い中、さらにはで荷物を持って村へと向かうのはかなり大変かもしれません。車の場合には最小限の荷物だけを持ってホテルへ向かう、といったことはカンタンにできますし、そしてよくやっているのですが、それでもこの距離と人の多さはちょっと勘弁な感じです。

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天空の村へとかかる橋を渡っている時は少々背後の雲が気になりましたが、いざ村へ到着するとすっかり晴れ渡り、快晴のもとでとてもよい写真がいっぱい取れました。

さすがに南イタリアの中途半端なエリアとは違ってラツィオ、トスカーナの村々は美しいのかな?そんな期待を抱かせる2019年最初の美しい村訪問でした。今回はおおよそ一日平均にして2箇所から3箇所の村をめぐり、合わせて有名な街や世界遺産をめぐっています。順次ご紹介していきます。

プロフィール

都内の会社に務める傍ら、休暇を利用して旅行をしたり音楽活動をしているビジネスマン。趣味は、旅行、音楽など。旅行はヨーロッパが中心、現地でレンタカーを借りて旅することにはまっています。フランスの最も美しい村全156箇所を完全制覇!音楽はクラシックが中心。ヴァイオリンの演奏もします。最近は健康のためにランニングを開始。マラソンも。Marathon du Médoc 2014含む数回のフルマラソンを完走しています。