カステルノー・ブルトニュー城(Château de Castelnau-Bretenoux)、2017年9月スイス・フランス旅行記 No.12

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訪問日時:2017年9月21日、22日

2010年以来のフランスの最も美しい村巡りの連載が終わりましたので、再び「2017年9月スイス・フランス旅行記」の連載へと戻ります。21日はちょうどコレーズ・ロット県の村をしていたとき。予定の6箇所(翌日追加で1箇所)を訪問し終え、まだ時間があったので最後にこのお城を訪れることにしました。

公式サイト:CHÂTEAU DE CASTELNAU-BRETENOUX

ロカマドゥールから約25km、前回まで7回にわたって紹介してきたコレーズ・ロット県の村からたいへん近くにあるお城です。このお城は13世紀にカステルノー男爵が建てた城ということです。しかし1851年に火事によって消失してしまったようでしばらくは放置され廃墟と化していましたが、19世紀終わりからから20世紀初頭にかけてパリのオペラ座で活躍したテノール歌手「ジャン・ムーリエラ(Jean Mouliérat)」という方によって再建されたということです。

このあたりをドライブしているとどこからも見ることができる大変立派なお城です。なのに2010年に訪れたときには全くこのお城の存在に気が付きませんでした。美しい村「ルブレサック」から見ることができたし、カレナックからルブレサックへ向かう途中に非常に雄大な姿を何度も見ていたのに…。当時はそれだけ運転に余裕がなかったということなのでしょう。

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まさかのストライキ

このお城へ到着したとき、16時30分ころでしたが、17時までに入ればOKという事前情報(Googleマップによるもの)でしたので大丈夫か。ところが、駐車場のゲートが開きっぱなし終わってしまったのか。田舎のお城だし時間も17時近くだから訪問客は少ないのはよくあることが、がしかしなんか様子がおかしい。とりあえず駐車は無料だったのでそこに車を停めてお城の方へと向かってみました。 するとお城の入り口の門のところにこのような張り紙が。

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フランス旅行ではおなじみ?のフランス語「Grève」つまり従業員のストライキ。観光地でストライキというのはさすがに初めてかもしれません。電車、飛行機、そしてパリのオペラ座では経験があるのですが、お城などの観光地では初めてでした。

とりあえずどうしようもないので、近くで取っていた宿へと向かいます。この日はちょっと贅沢、というのはミシュラン一つ星に選ばれているオーベルジュを手配していました。後日このシリーズでレポートいたします。

翌朝一番乗りで向かってみる

翌日、一番乗りでお城へ。やはり駐車場は有料。入るときに3ユーロを払う仕組みだったと記憶しています。すみません、もう1年半前のことなのでこのあたりの細かな記憶はなくなっています。お城までの坂を登り入り口へ。まだ少し開館までは早かったので入り口で10分ほど待機。そして10時になり門が開く、ここでチケットを買いました。よく理解できなかったのですがどうやらガイドツアーがあるのでそれが始まるまで適当に過ごしてくれ、的なことを言われたような気がしました。よくわかりませんが、とりあえずお城の中へ。

といっても、内部はまだまだ再建途中といったところで、ところどころで工事が行われていました。この日も普通に工事作業員が働いていました。一部建物の中に入れたので、15世紀にできたという塔の上に登ったり、

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お城のレリーフや彫刻の展示、そして19世紀にこの城を復活させたときの経緯が説明されているボードなどを見て過ごしました。再建は1930年ころまで続いていたようです。

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よくわらかないけどガイドツアーが始まった

どうやらフランス語でガイドツアーを無料で行ってくれるらしいのですが、時間が立っても全然始まる気配がない、人も僕以外いない。見どころは少なく、どうしようか、もう帰ろうかとしたその時、ひげがモジャモジャのフランス人らしき背の高いガタイのいいおじさん・おにいさん?(30代かな?)がやってきて、英語で「君はガイドツアーに参加するのか」と聞いてきた。それにしてもこの人、いい人そう、そしてこのお城の公式のガイドなんだろうけど、いかんせん酒臭すぎる。まあ昨日はストライキで仕事なかったしね、飲んだんだろう笑。

そんなやりとりをしている間に気がつくと僕以外にも2組の観光客が。一組は年配のフランス人夫婦、60代かな、そしてもう一組は20代のカップル、こちらはフランス人ではない気がしたが、フランス語は流暢のようだ。ガイドはフランス語だけど、この人は英語も話せるので時々英語でも説明するよ、と。でも簡単なフランス語ならわかるよ、と言ってみたところ。フランス人年配ご夫婦が簡単な言葉で話しかけてきてくれた。このあたりの美しい村めぐりをしていたんだよと伝えた。彼らもそうだよ、と言っていました。

さて、ガイドツアー開始。まずお城の歴史等を説明してから、お城の内部へと案内されました。入り口でもらったパンフレットの地図の13番の上にある場所でした。

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結局説明はオールフランス語でした。よくわからなかったし、すでに覚えていません笑。

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内装はルネサンスからゴシック時代にかけて作られたお城でよく見るようなものでした。ただ正直かなり傷んでいるところが多く、そして工事はまだまだ続いているみたいでした。

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しかし古くやや寂れたお城はそれはそれで趣があって美しいです。

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見どころはたかだか数部屋だったのでこのガイドツアーは30分程度で終わったと思います。パンフレットによればおおよその見学時間は1時間15分ということでした。そのとおりでした。それにしてもこのようなお城があちこちに存在し、しかもそれぞれデザインが多彩で美しい。あらためてフランスの魅力に気付かされました。

プロフィール

都内の会社に務める傍ら、休暇を利用して旅行をしたり音楽活動をしているビジネスマン。趣味は、旅行、音楽など。旅行はヨーロッパが中心、現地でレンタカーを借りて旅することにはまっています。フランスの最も美しい村全156箇所を完全制覇!音楽はクラシックが中心。ヴァイオリンの演奏もします。最近は健康のためにランニングを開始。マラソンも。Marathon du Médoc 2014含む数回のフルマラソンを完走しています。