2018年7月ブルガリア・ルーマニア・ブルガリア編その2:世界遺産、リラ修道院

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空港から直行、ブルガリアへ一番人気の世界遺産へ行きました。

空港から世界遺産へ直行

金曜日夜21時のフライトでイスタンブールへ。イスタンブールで4時間待機からのブルガリア・ソフィア。イスタンブールからは1時間30分程度のフライト、あっという間でした。ソフィア空港に到着したのは午前10時ころ、まずはここでこの旅行でずっとお世話になるクルマを借りました。

何度も海外でレンタカーを運転しているとはいえ最初に借りる時、ましてやはじめての国で運転するときはそれなりに緊張するものです。ましてや東欧、道路事情もよくわからない。標識の文字も気になるところ、しかし幸い英語表示も同時にありますので大丈夫でした。

ブルガリアで最も有名な世界遺産「リラの修道院」

そんないつもより少し緊張気味の運転で一番最初に向かったのは「リラ修道院」です。ブルガリアでも特に有名な観光名所ではないでしょうか。

位置を確認。我々がクルマを借りたのはブルガリアの首都ソフィアの北東、一方のリラ修道院はソフィアの南南西60kmの場所に位置しています。険しい山間にある修道院のため、一度より西側まで高速道路で移動、そこから10数km東に戻って向かいます。高速道路はヨーロッパ特有のアップダウンはありましたが、しっかりとしていました。クルマがいまいち(日本車スズキ、オートマだった)なせいかいまいちしっくりした運転ができませんでした。

空港から2時間程度で修道院へと到着。大人気観光地ということですが大規模な駐車場はどうも見当たらず。とりあえず修道院近くまでいったところ、偶然目の前にある駐車スペースが空いたのでそこに運良く停めることができました。係の人がいて駐車料金を取られましたが、まあ日本円にして200円程度だったと思います。(詳細な金額は忘れてしまいました。)

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確かに最も有名なブルガリアの修道院なので、多くの観光客で賑わっていましたが、それでも日本の行楽地のような過剰な混雑ぶりではありません。観光客の出身地も多種多様、言葉を聞く限りではやはり英語が多かったですが、イタリア語やフランス語も耳にしました。アジア系ではやはり中国人なのでしょうか。とはいえ西ヨーロッパと比べるとさほど多くはありません。日本人観光客は見かけませんでした。

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リラの修道院の歴史

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そもそもブルガリア国民がキリスト教徒となったのは紀元865年、Knyas Brois 1世の施策によるものです。彼はブルガリア正教における聖人に認定されているようです。ブルガリアのキリスト教の歴史は、帝政ローマ時代あたりからなのかと漠然と思っておりましたが、意外と新しいのには驚きました。 リラの僧院の創始は10世紀に遡ることができます。近隣の村で生まれた「聖イオアン」がこの地で修道を始め、その噂を聞いて近隣から多くの信者や僧侶が集まり、この地に聖堂や修道院を建設したのがその始まりだそうです。

この聖なる僧院は、14世紀から19世紀までのオスマン・トルコ帝国支配下においてもブルガリア人の巡礼地として、ブルガリア人の拠り所となっていました。もともとオスマン・トルコは、宗教政策に関しては寛容だったので、完全に自由な信教が認められたわけではないとはいえ、迫害されずに僧院、僧院文化が維持された歴史的意義は大変大きいと言えるでしょう。 なお、リラの修道院入り口には以上のようなことが書かれた英語版の解説プレートがありました。私もそれを参考にしています。

内部の印象、ギリシャで見た東方教会とはまた違った雰囲気

私個人としては、ブルガリア正教会の宗教施設を見るのははじめてです。ギリシャで多くの正教会の教会を見てきましたが、ブルガリアのキリスト教施設とこれらを比較すると、ブルガリアの教会にあるイコンは絵画のものが主体なのかという印象を持ちました。

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ギリシャにももちろん絵画のイコンは数多くあるわけですが、やはりモザイクで作られたイコンのほうをよく見た覚えがあり、このモザイクのほうが個人的にはより正教会のイメージと結びついていたいので、かえって絵画のイコン中心なことが強く印象に残りました。

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修道院中心にあるのが「聖母誕生教会」、内部は撮影禁止です。非常によくメンテナンスされており、特に正面の「イコノスタス」の黄金の装飾が大変美しかったです。この「イコノスタス」は東方教会の教会の典型的なもの、内部は週末のミサ時、神父様が現れるときにしか見ることができないそうです。

リラの修道院、非常に美しかったです。しかしこういってしまうとあまのじゃくですが、なんというかきれいに維持されすぎていて、それが逆に興ざめしてしまった感もありました。しかし、その歴史的価値、歴史的ロマンは十分に感じることはできたと思っています。総じて素晴らしい世界遺産であることに間違いないでしょう。

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早速ブルガリア名物の鉄板料理「サチ」を堪能

一通り内部を散策、その後ちょうどお昼すぎだったので修道院に面しているホテル群の一部でランチタイム。ブルガリア料理デビューです。料理やワインについては別途詳しく書く予定ですが、ここで食べたものを写真で簡単にご紹介しておきます。

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サチと呼ばれるブルガリアの名物料理。鉄板料理ですね。非常にボリュームがありそして安いです。みんなでシェアして食べるスタイルも普通のようです。ただ到着直後、初日だったということもありやや多かったかなと思いました。味は大味で濃かったですが美味しかったです。

プロフィール

都内の会社に務める傍ら、休暇を利用して旅行をしたり音楽活動をしているビジネスマン。趣味は、旅行、音楽など。旅行はヨーロッパが中心、現地でレンタカーを借りて旅することにはまっています。フランスの最も美しい村全156箇所を完全制覇!音楽はクラシックが中心。ヴァイオリンの演奏もします。最近は健康のためにランニングを開始。マラソンも。Marathon du Médoc 2014含む数回のフルマラソンを完走しています。