2018年5月フランス小旅行記録:ベルギー・ウェスト=フランデレン州巡り

訪問日時:2018年5月6日

今回の目的は北フランスの美しい村巡りでしたが、これだけでは物足りなかったので、2日ほどベルギーの方へも足を運んでいました。当初はフランス国境からほど近い「デルヴォー財団美術館」訪問のみの予定でしたが、時間はあまりそうだったので、もうこのあたりを散策することにしました。

フランスから来たがオランダ語圏

ベルギーと言えば公用語が複数ある多言語国家として有名ですね。フランス語、オランダ語(フラマン語)、そしてドイツ語が公用語となっています。大雑把にいうと、地理的に考えて北部がオランダ語圏で南部がフランス語圏なのでしょうか。ドイツ語圏は東側のドイツ国境付近のようです。もっとも全土で英語がよく通じます。日本人からしますと、多言語国家は羨ましくも感じます。

さて今回はフランスのカレー方面から大西洋に沿ってベルギーへ入国しましたが、フランス側から入国ということで、今回最初に訪れたエリアは当然ながらフランス語圏なのかなあと思っていましたが、実はオランダ語県だったことがわかりました。そのことは実際の地図を見て納得(上部の地図、wikipediaより)、昨年美しい村巡りで訪れたワロン地方は確かに南側ですが、どちらかというと南東側といえます。一方でフランデレン地方は北西側に位置しています。それにしてもきれいに南北で別れていて面白いですね。

ゲント、初来訪

今回のフランデレン巡りでは、デルヴォー美術館の次に訪れたのはゲントという街。ともに世界遺産でありベルギーを代表する2大観光地ブリュッセルとブリュージュの中間にある街です。

ブリュッセルは昨年も含めて4回、ブリュージュはまだ僕がヨーロッパ旅行を始めたばかりの2004年に訪れたことがありましたが、その中間のゲントは時間の都合もあり訪れる機会に恵まれませんでした。美しい街という噂はずっと聞いていたのでようやく念願かなって訪れることができました。

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ゲント訪問時は日曜日、たくさんの人で賑わっていました。地方都市のイメージですがこんなにも賑わうものなのかな。

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ゲントの街は中世から近代にかけてフランドル伯支配下のもと、綿布業で栄えた街として知られました。現在はそんな中世の雰囲気が街のあちこちに残り、多くの観光客で賑わっています。街自体が世界遺産に直接認定されているわけではありませんが、街にあるいくつかの施設・建物が、複合的な世界遺産である「ベルギーとフランスの鐘楼群」、「フランドル地方のベギン会修道院群」に含まれています。

「ベルギーとフランスの鐘楼群」として選ばれているラーケンホール。こちらでしょうか。

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残念なのはゲントで食事をゆっくりしなかったことでしょうか。毎日がっつり食べていましたので、この日は夜だけにしようと決めていました。

ブリュージュ郊外へ

ゲント訪問後、もう少しだけ時間があったので、ブリュージュの郊外の運河に沿ってドライブ。かつてブリュージュは運河があって栄えたと聞いたことがありますが、この運河が15世紀以降、土砂堆積埋により運航に支障が出た結果、街の重要性が低下し街の繁栄が止まってしまったそうです。しかし19世紀になり運河が再建され、それが今では街自体の景観とともに魅力的な観光資源なったということ、そして、その運河沿いにいくつか美しい村々があると、地球の歩き方に書いてありました。

ゲント観光後、夕方ころ、その地球の歩き方でおすすめだったダム(Damme)という街を訪れてきました。ここも人が多い!駐車に一苦労でした。確かにのどかで美しいスポットでした。

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ゲントは都会過ぎて気が付かなかったのですが、このダムの街を歩いていると標識から話されている言葉を聞く限り、オランダ語のようでした。実はこの街でこのあたりがオランダ語圏であることを把握したのでした。

また、ここへ至る道がとても素敵でした。少々道は細いので神経は使いましたが気持ちよくドライブできました。

以前オランダ(南ホランド)へ行ったときにも思いましたが、ベルギー・オランダの海沿いの運河エリアは、その光景は美しいのですが道が狭いので運転に少し気を使いますね。

宿泊は海辺のリゾート、オステンド

そして、この日宿泊したのは同じくフランデレン地方のオステンドという街。海辺にあるリゾート地です。正直いいまして、近代化されていていわゆるヨーロッパ的な雰囲気がする地区はありませんでした。ざっと歴史を調べたところ、発展したのは中世以降、ただ2回の世界大戦でドイツに占領されていたこともあり、連合軍からの攻撃を受けてしまったということです。町並みが新しいのも納得です。

それでも海のリゾートということで思った以上に人がいたと思います。食事はホテル近くのレストランで、悪くはなかったですが良くもなく、といったところだったでしょうか。

ベルギー・フランデレン地方の滞在はわずか1日でしたが満喫できました。北部フランデレン地方はオランダも含めて、改めてゆっくりドライブ旅行するつもりです。しかし、ベルギーはパリからのアクセスもよく旅行の難易度もかなり低いので、もう少し歳をとってからになるかと思います。他にもいっぱい行きたいところがありますからね。

プロフィール

都内の会社に務める傍ら、休暇を利用して旅行をしたり音楽活動をしているビジネスマン。趣味は、旅行、音楽など。旅行はヨーロッパが中心、現地でレンタカーを借りて旅することにはまっています。フランスの最も美しい村全156箇所を完全制覇!音楽はクラシックが中心。ヴァイオリンの演奏もします。最近は健康のためにランニングを開始。マラソンも。Marathon du Médoc 2014含む数回のフルマラソンを完走しています。