2016年7月 フランス「印象派とグルメの旅」 1-2章:ジュミエージュ修道院

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ミシュラン・グリーンガイド掲載の修道院

今回の旅、最初の目的地は、ルーアン郊外にある「ジュミエージュ修道院(Abbaye de Jumièges)」。あまりお聞きになったことがある人は少ない、というか殆どいないような気がしますが、実はここ、ミシュラン・グリーンガイドで★ ★ ★(3つ星)にも選ばれている修道院なのです。

場所はこのあたり。ルーアンから更に西側、セーヌ川上流に向かう方向にあります。このあたりのセーヌはかなり蛇行しています。

まずはシャルルドゴール空港から高速でルーアン方向へ、そしてルーアンを過ぎて高速を降り、のどかなセーヌ川上流沿いを進むこと、およそ2時間、目的地ジュミエージュ修道院に到着しました。

天候は晴れ。まだ朝早いので涼しかったです。修道院前には駐車場があったためそこにクルマを停めました。

ジュミエージュの村はこのような雰囲気です。市庁舎前の花壇がとてもきれいでした。

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そしてこちらは郵便局。こちらもとっても素敵。

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1000年近くの歴史がある修道院

このジュミエージュ修道院少し早くついてしまったので、開館まで修道院の前で待機。少し街を散歩したあと、10時にあり開館。この日一番最初のお客さんとなりました。修道院の門の横にあるオフィスから入ります。

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そこで、チケットを購入、入場料は6.5ユーロ、キャッシュでもカードでもOK、支払後パンフレットをもらい観光開始です。

なお、チケットや書籍、お土産を購入できる建物はこのような素敵なデザイン。やっぱりフランス、いろいろおしゃれ、そしてなんだか落ち着きます。

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この修道院、由来は大変古く7世紀に遡ります。7世紀にまず前進となる修道院が、聖フィリベールという人によって造られたのですが、その後バイキングにより破壊されてしまいます。そして、10世紀になり、ギョーム公(le duc Guillaume Longue Épée、ノルマンディー公とも呼ばれています)が、再びこの修道院を蘇らせました。

こうして再建されたベネディクト会派修道院は、「ジュミエージュ修道院」と呼ばれるようになりました。修道院にある教会は、イギリス占領後の1067年に、ルーアンの建築家によって建てれました。

ところが、18世紀終わりにの修道院は売り出されてしまうと、建物に使われていた石を使うために修道院は破壊されてしまいました。そのため現在に見るように、天井など建物の一部が損壊した状態となってしまいました。しかし、1852年にM.コワンテという領主さんの力添えで、この廃墟を保存するようになったということです。

はじめに訪れるのは、この修道院で最も大きな建物「ノートルダム聖堂(大修道院付属聖堂)」です。どのような構造になっているのかは、いただいたパンフレットを見ると一目瞭然です。

この聖堂、天井はありませんが、立派なファサードを持つとても巨大な聖堂です。入口のファサードは高さは46mもあるそうです。

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ファサードをくぐり抜けると、両側に立派な壁(身廊というそうです)が印象的なスペースが現れます。ここはこの修道院跡の中でも一番印象的な場所の一つといえるでしょう。

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この身廊、一番高いところでその高さは25m。かつてあった天井は、他のノルマンディー地域でもよく見られるデザインであったとのこと。

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この身廊を外側から撮影したもの。天井がなくなっているとはいえ、とても立派であったことがこの写真からもとてもよくわかると思います。

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身廊をくぐり抜けると、先程入ってきたファサードと反対側にでます。パンフレットのイラスト?あたりからの景色は壮観です。パンフレットによればこのあたりには7つのチャペルがあったそうです。

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そして、聖堂からこんな脇道をすすむと、

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ノートルダム聖堂の隣なる小さなエリアは、サン・ピエール教会跡。

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建物跡はこのくらいで終了。あとは広さは15ヘクタール、周囲の長さは2.5kmの庭園を鑑賞。とても広いのですべて散策すると大変だったので、聖堂に近いエリアを少し散歩する程度に留めました。

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庭園サイドから眺めたノートルダム聖堂。

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まだ早朝だったこと、そして、到着直前に少し雨が降っていたせいか、庭園の芝生は少し朝露に濡れていました。そのおかげで7月の晴天下ではありましたが、やや肌寒く感じました。

これで、ひととおりの観光を終了。廃墟とはいえ非常に迫力のある聖堂、アクセスしづらい場所にありましたが、ミシュランガイド3つ星も納得の修道院でした。

ニースで銃撃事件

ところで、この日の前日は、ニースでテロ事件があった日。事件が起こった時はまだシベリア上空を飛んでいましたが、ジュミエージュ到着直後に、会社から安否確認のメールがあったので、現在無事であることと、居場所を念のため伝えておきました。

会社にはフランスに行くとしか行っていません、海外へ行く場合には、プライベートであっても渡航先の国程度は伝えないといけない決まりになっています。

このニュース、フランス滞在中に見たテレビでは毎日報道されていました。

さて、この日は天気も良好のようです。次はエトルタへと向かいます。(続く)

プロフィール

都内の会社に務める傍ら、休暇を利用して旅行をしたり音楽活動をしているビジネスマン。趣味は、旅行、音楽など。旅行はヨーロッパが中心、現地でレンタカーを借りて旅することにはまっています。フランスの最も美しい村全156箇所を完全制覇!音楽はクラシックが中心。ヴァイオリンの演奏もします。最近は健康のためにランニングを開始。マラソンも。Marathon du Médoc 2014含む数回のフルマラソンを完走しています。