4月30日
現地時間09:56
日本時間04:56(5月1日)
“chateau de Vaux-le-Vicomte”
Fontainebleauから北に30kmほどにある、レオナルド・ディカプリオ主演の仮面の男の舞台になったお城だ。このお城は最寄り駅も無いから車かバスで来るしかない。
ホテルを8時にチェックアウト。途中でガソリンを入れてから目的にへ向かう。相変わらず街に入ると、今まで通っていたルートがわからなくなる現象は今日も同じ。バルビゾンからは40分程度の距離なのに、予定よりも40分程度遅れて現地に到着。
10時開館までしばらくの間待つ。
今年のフランスはちょっと寒い。以前はパリ市内にいたからかもしれないが、上着がないと肌寒い。日中など日差しがつよければTシャツで過ごせたような気がしたけど。
ようやく開館。
朝一番ということもあってすべての施設一番乗り。中でもお城の一番上のドームは入場料のほかに2ユーロ取られるのだが、なぜかただで行かせてもらった。ここからの眺めは最高である。
お城の内装もなかなかのもの。かなりサービス精神旺盛のお城で、場内の施設をほぼすべて見せてもらった。
好印象のお城だ。
11時ごろお城を出発。次なる目的地へ向かう。
“Fontainebleau”
Vaux-le-Vicomteから30kmほどだが、結局迷わなくても1時間くらいかかった。さすがに観光のメッカとあって、人が多い、そして車が多い。駐車場を探すのに一苦労。市内をぐるぐる回り、再びお城の前に差しかかったところ、偶然にも一台お城の目の前の駐車場が開いていたので、運良くそこに駐車させることができた。
しかし、天気は曇り。Vaux-le-Vicomteの時は快晴だっただけに非常に悔やまれる。
Fontainebleauは確かに美しかったけど、観光客の多さと天気に幻滅し、思ったよりも感激は少なかった。
この時点で午後1時になっていた。
“Orleans”(通過のみ)
ここから一気にロワールを目指す。本来の計画では、オルレアンの南東のSully-sur-Loireを目指す予定だったが、昨日・今日でだいぶ土地勘が出てきた影響で、本日の宿を探す時間を考慮し、南東行きは諦め、徐々にBlois、Tours方向を目指すことにした。その途中にある、ロワール最大の城”chateau de Chambord”に立ち寄り、宿に向かうことにした。
まず、最初の基点となるのがオルレアン。Fontainebleauからは国道で1本。市内までは全く迷うことなく向かうことができたが、やはり市内に入ると迷いだした。
さまよう途中でオルレアンの素晴しい町並みを見ることができた。本来ならゆっくり降りてかんこうしたかったのであるが、オルレアンに着いたときには天気は再び回復、この天気が維持されているうちにぜひともChambordを見たい、ということでとにかく出口を探した。
幸いにもオルレアンは「ロワール川」のほとりにある。20分ほどさまよって川に突き当たり、オルレアンからブロワに向かうN152線に合流することができた。
“chateau de Chambord”
ブロワに着く手前で、ロワール川を渡り、今度はロワール川南サイドのD951線をすすむ。オルレアンから1時間ほどで、ようやく目的地に到着。
あまりの美しい光景に絶句・・・
途中、兵隊によるナチュラルホルンのァンファーレを聴くこともできた。お城をバックにいい写真が撮れた。
2時間半ほど鑑賞し、今度は同じくロワール川に沿うD751をTours方向(南西)に向かい、Toursの北の郊外にある本日の宿に到着。19時になっていた。
残念なことにこのホテルにはレストランが無かった。今日は日曜日、お店はどこもやっていない。幸か不幸か徒歩5分くらいのところにマクドナルドがあった・・・。お昼は何も食べていなかったので、やむを得ずマックを選択。こんなことなら、Chambordで食事をしておけばよかった。
明日も5月1日だからきっと休みのはず。そして観光もしまっているところが多いはず。偶然にも今日・明日同じホテルだから、僕も明日はペースを落として休憩モードに入ろうと思っている。