【2006年 欧州旅行記】 -No.4- 1日目(4月27日):アムステルダム、デン・ハーグ

今日は朝7:30より始動。ホテルを出たのは8時過ぎ。これは僕にしては比較的遅いほうかも。

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とりあえず中央駅に向かう。今日はとても天気がよく、日差しが強い。非常に写真日和ではないか。そんなわけで朝日を浴びるいかにもアムステルダムらしい建物の写真を撮ってみる。本当にここの建物はミニチュアみたいだ。僕が泊まっているホテルもそんなミニチュアの中の一角にある。目の前は運河だ。

中央駅で、48時間パスを買う。ちょこまかと切符を買うのが面倒なときはこれがいい。値段は10ユーロだった。

まずは最初の目的地、国立美術館目指して、適当にトラムに乗って見る。アムステルダムは地下鉄よりもトラムが発達している。いつも旅行して思うのは、地下鉄は比較的わかりやすいことが多いが、トラムや市バスというのはガイドブックには番線や駅(バス停)まで書いてあるものは皆無なので、初めての街で使いこなすのは難しい。でも、アムステルダムのトラムの場合は、停留所まできちんとガイドブックに書いてあったので、初めてでもすぐ使いこなすことができた。

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さて、10分?15分くらいでライチェ広場というところに着く。ここから徒歩5分くらいで美術館に着く。しかし、時計を見るとまだ9時。開館は10時なので、とりあえず周辺をふらふらすることにした。

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しばらく歩いているとコンセルトヘボウなる建物を発見。
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これはもしかして、、そう、あのロイヤルコンセルトヘボウの本拠地。そういえば、フランスのことばかり考えていて、コンサートのチケットを予約するのをすっかり忘れていた・・・。美術館を見てから立ち寄って予約できるか確かめてみよう。
コンセルトヘボウの目のまえの公園で20分ほどくつろいでから、国立美術館に向かう。
とても混んでいる。ある程度は予想していたが、こぞって10時の開館にあわせて各ツアー客が集まったという感じだろうか。そして中が狭いし、作品の数が少ない・・・。ここはヨーロッパの美術館のはずなのだが。かなり凹んだ。でも、レンブラントの偉大さは十分よくわかった。

次に国立ゴッホ美術館に向かう。ものすごい行列・・・、あきらめた。

そろそろコンセルトヘボウのチケットセンターも開いているころ。早速行って予約状況を確認してみた。1階の席が2つ空いているらしい。よかった、早速購入。料金は47ユーロくらい。席の割りには高いかもしれないけど、このクラスのオケを日本で聞くよりは安いはずだ。もっともこのクラスのオケって世界にはそうないけど。

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時計を見るとまだ11時。非常に時間があるので、ここは思い切ってアムステルダムを去り、デン・ハーグに向かうことにした。ここには、マウリッツハイスという王立美術館あって、フェルメールなどの傑作がそろっているとのこと。

思い切ってという割には中央駅からわずか50分で目的についてしまった。

最初にデン・ハーグの定番、ビエンホフを鑑賞する。

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いろいろな角度から鑑賞してみた。なお、正面にはこの写真のような絶叫マシーンがあった。
高いところから鑑賞したい方はこちらに乗ることをお勧めする。もっとも鑑賞時間は一瞬だけど。

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次に、そのとなりにあるマウリッツハイスに向かった。とてもきれいな建物、そして内装もすばらしい。チケットを購入して、いざ入館。

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そんなに大きくない建物なのに、絵の数が多い。そして一つ一つとても質が高い。はっきり行って今日朝訪問した国立美術館よりもいい!

もちろん、無意味に込んではいない。ツアー客&ガイドは全くいない。
静かで落ち着いた雰囲気と素晴しい作品群を眺めながらゆっくり時間をすごすことができた。

その後、現地で軽くランチをしてから、再びアムステルダムに戻ってきた。いったんホテルに戻り小一時間くらい昼寝をしてから、コンセルトヘボウに向かった。

入り口を入ると狭い廊下を挟んでいきなりホールだった。1階席は日本のホールのように後ろに行くに従って、徐々に高くなっているということはなくずっと平らのまま。しかし、ステージがとても高いので、前よりもむしろ後ろ側のほうがみやすいといった感じだ。

開始前のお客さんの声の響きから音響は非常によさそうだ。いいホールは、演奏会開始前のお客さんのざわめきがうるさい。

さて、最初は、グラズノフ。ワルツなんだろうか。とてもきれいで洗練された音楽。グラズノフもこんな曲を書くのか、というか、この作曲家のことはほとんど知らない。

次はバイオリンコンチェルト、期待のレーピンが登場。CDで少しだけ聴いたことがある程度。うちのオケの青年が非常にお勧めしているソリスト。

演奏している姿が自然でそして確実ですばらしかった。やっぱりプロはボーイングが美しい。アップ、アップが続くようなところなど、あれほど滑らかで一音一音確実に出せるってどんな技術だ。そしてあのスピッカート。人間業とは思えない。

ただし残念なのは曲が駄作っぽいこと。久しぶりに「しょぼい」と思う曲を聴いた感じだ。こんな不幸はあったけど、レーピン、来日した時には絶対に聴いてみたい。

最後はショスタコの6番。コンセルトヘボウのレベルの高さをまざまざと見せ付けられた。これこそヨーロッパのオーケストラなんだろうね。絶対に日本では聴けないサウンドだ。

さて、この曲、ところどころ記憶のあるメロディーがあったので、おそらく昔どこかで生演奏を聴いたことがあるのかもしれない。ショスタコの曲を自らCDで聴くことはないからね?。いずれにしても、こういった生で聴いた機会を利用してこの作曲家への見聞も広げることができるのがなによりも素晴しい。

最高級の音響と技術をもつコンセルトヘボウ。また機会があればぜひとも足を運びたい。
明日は、ゴッホの日です。

プロフィール

都内の会社に務める傍ら、休暇を利用して旅行をしたり音楽活動をしているビジネスマン。趣味は、旅行、音楽など。旅行はヨーロッパが中心、現地でレンタカーを借りて旅することにはまっています。フランスの最も美しい村全156箇所を完全制覇!音楽はクラシックが中心。ヴァイオリンの演奏もします。最近は健康のためにランニングを開始。マラソンも。Marathon du Médoc 2014含む数回のフルマラソンを完走しています。